人間尊重、人材育成、多様性の推進

課題の認識

信越化学グループは、人権の尊重が全ての企業活動を行う上での礎と認識しています。
世界的に人権に対する関心が高まる中、この方針を遵守し、当社グループと全てのステークホルダーの人権が尊重されることが重要な課題と認識しています。さらに、人材の育成と多様性をこれまで以上に進めていくことが事業を成長させ会社を永続的に発展させていくために必要不可欠であると考えています。

主なリスクと機会

リスク

  • ・自社の事業活動やサプライチェーンにおける人権侵害の発生。
  • ・OJTによる人材育成の実効性が部門により差が生じること。
  • ・実績主義と人材の多様性は親和性が高いが、実績主義がもたらす負の影響の発生。

機会

  • ・人権尊重を基本とする事業活動による、優秀な人材の採用と安定雇用。
  • ・OJTによる実践力に優れた社員の育成。
  • ・働く人が目標を自ら設定し、その達成に向けて挑戦する企業文化がもたらす活力。
  • ・機会の均等と実力主義により、有能な人材の採用、育成、抜擢が可能となり、事業の成長と新規事業の育成につながる。

信越化学グループのアプローチ

■ 方針

全ての企業活動で人権を尊重し、人材の育成と多様性を推し進めます。

基本的な取り組み

  • ・研修制度を通じた従業員の成長支援
  • ・成果主義による人事考課制度と機会の均等を通じた従業員の意欲向上
  • ・多様性の推進
  • ・ワークライフバランス制度の充実
  • ・人権デューデリジェンスの実施