従業員インタビュー

Shin-Etsu Challengers

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女性が活躍しやすい職場環境で自分の能力を磨き、プロジェクトを立ち上げたい

新規製品部
K.M.

2019年、信越化学入社。経理部門を経て同年12月から現職。

電池の負極材の営業担当として、国内および中国、台湾の顧客をフォローし、競合状況や市場調査も担当。

素材で人々の生活を支える仕事に興味

当社を志望した理由は、日本の技術が詰め込まれた素材で人々の生活を支える仕事をしたいと思ったからです。大学在学中に、1年間フランスに留学した経験から、ドレッシングの蓋一つとってもその素材に日本の細やかな気配りが施されていることに気付きました。そして、こうした素材が縁の下の力持ちとして、人々の生活をより豊かにしていることに感動を覚え、就職活動では、素材・化学メーカーに絞って会社研究を行いました。その過程で当社が、モノづくりを陰で支える日本の素材メーカーであり、そのほとんどが生活に必要不可欠な最終製品に使用されていることを知りました。また、多数のトップシェア製品を持ち、国内外で高い評価を得ており、大変興味を持ちました。実際、私が担当している製品は、人目にはつきにくい存在ですが、スマートフォンやEVなど、人々の生活や地球環境をより良くする最終製品の材料として使用されています。

中国のスピード感と女性の活躍に驚き

私の職場は、非常に働きやすい環境です。負極材の営業チームは人数が少ないため、上司との距離が近く、コミュニケーションが活発です。対応に困ることがあればすぐに相談でき、手を挙げればさまざまなことに挑戦できる環境でもあります。一方で、学びも多い職場だと思います。大手バッテリーメーカーが集まる中国で初めてお客さま訪問をした際、そのスピード感に驚かされました。同時に、語学力と対話力をさらに磨かなければ商機を逃してしまうという危機感も持ちました。中国では良いと思ったものやトレンドとなっているものは、すぐに取り入れてエンドユーザーの期待に応えようとします。何事にもスピード感を持って判断し、対応する点は非常に勉強になりました。

さらに、中国の電池メーカーや自動車部品メーカーの営業・研究現場では、管理者としてチームをまとめ、活躍している女性がとても多いことにも刺激を受けました。当社も近年は、男女問わず育休を取得することが当たり前になっており、また、多くの方が産休取得後に時短勤務を利用して復職しています。新規製品部は特に、在宅勤務やフレックスも利用しやすく、女性が活躍しやすい職場だと思います。

対話力を高めつつ、ゼロからプロジェクトを立ち上げたい

私は、もっと対話力を向上させ、商社に依存することなく直接お客さまとの接触を増やすことで、真のニーズを理解し、身近で信頼されるパートナーとなることを目指しています。また、担当範囲にとらわれずに新規顧客やプロジェクトを開拓し、量産への道を切り拓くことも重要な目標です。素材メーカーの営業担当者として、新しいプロジェクトをゼロから立ち上げ、それが人々の生活や環境に実際に貢献しているのを見ることが、私の大きな目標です。