サステナブルな社会の実現に向けて
製品を通じた社会課題の解決

「小型でも強い磁力」が特長のレア・アースマグネットは電気自動車などの環境対応車に使われています。また、シリコンウエハーも電気自動車や自動運転に欠かせない素材です。信越化学グループのさまざまな製品はモビリティの進化を支えています。

Better Mobility
~ より良い移動手段~
環境対応車を支える信越化学グループの製品

 
①駆動モーター&発電機
(ネオジム磁石)
 ・小型・軽量化
 ・耐熱性
 ・過電流低減
②スターター・発電機
(ネオジム磁石)
 ・高出力
 ・耐熱性
③パワーコントロールユニット
(シリコンウエハー、封止材、放熱材)
 ・小型・軽量化
 ・高密封性
 ・放熱性

当社のネオジム磁石*は、環境対応車であるEV車(電気自動車)やHV車(ハイブリッド車)の心臓部である駆動モーターやジェネレーターに使用されています。システム制御のパワーコントロールユニットには、当社のシリコンウエハー、封止材、放熱材などが使用されています。
ガソリン車に比べてHV車では二酸化炭素を約40%削減、EV車では100%削減が可能です
また、工場の立地はカーボンニュートラルの観点を取り入れています。当社の製造拠点は福井県とベトナムにあり、福井県の工場では購入電力の34%、ベトナムの工場では同47%が再生可能エネルギーとなっています。いずれも日本国内の平均を大きく上回っています。
当社では、環境対応車に使われる各種製品の安定供給と新製品の開発を進めており、その出荷量は年々増加しています。このように、当社の製品はCO2排出量の削減に大きく貢献しています。

  • * ネオジム磁石
    レア・アースマグネットの一種。ネオジウムや鉄、ボロンなどを主成分とする大変磁力の強い磁石。磁力の強さを生かして、モーターなどの小型化、省エネルギーに貢献している。
    ※出典:経団連「グローバル・バリューチェーンを通じた削減貢献」

■環境対応車に使われる当社のネオジム磁石のCO2排出量削減への貢献
当社の試算によると、 2019年に当社のネオジム磁石が環境対応車に使用されたことで、CO2の排出量を年間28万トン削減できたことがわかりました。これは今後10年間で約300万トンのCO2排出量の削減に相当します*1
世界各国のカーボンニュートラルに向けた政策を受けて環境対応車の割合は急速に高まり、2050年の世界のEV車の普及率は100%と予測されています*2。環境対応車向けのネオジム磁石は今後も需要の拡大が期待されます。当社は伸長する需要に着実に応えてまいります。

  • *1 自動車の使用年数を平均10年間と仮定した場合
  • *2 出典:IEA「Energy Technology Perspective 2017」

■今後の課題と挑戦
・ネオジム磁石:製造設備の増強による安定供給とリサイクルの推進、さらなる高性能化と小型軽量化
・シリコンウエハー:微細化やその他の要件を支える高品質なシリコンウエハーの安定供給
・封止材:高密封性、高絶縁性
・放熱材料:高放熱性