群馬事業所
環境・安全対策
信越化学グループでは地域の皆さまの安全を確保し、従業員が日々安全に働ける環境を整備することを企業としての責務と考え、安全確保と環境保全は切り離すことができない事業運営上の最優先事項として、企業活動の基本方針としています。
総合防災訓練の開催
春と秋の年2回総合防災訓練を実施しています。
万一の事故に備えて、緊急事態対応や手順の再確認を行ない、防災体制を整備するためにも、実際の災害を想定した訓練を行なっています。
2007年春の防災訓練は、松井田工場にて実施しました。各職場消防隊員がおよそ150名参加して行なわれ、消防班による放水訓練や広報車を使った地域への拡声広報を実施して、地域にお住まいの方々を安全に公会堂へ避難誘導する想定の広報訓練も行いました。訓練後、事業所長の上野より「更に有事を想定した訓練の実施を進めていきたい」との決意があり防災行動の取り組みの幅を広げるとともに、防災意識レベルが高められました。
放水訓練の様子 |
救護訓練の様子 |
松井田工場に風力発電設備の導入
2007年2月、群馬事業所松井田工場の厚生棟前に風力発電設備が完成しました。この設備は、高さ14.9mで最上部には羽長5mの羽が5枚回転する構造になっています。
設備の心臓部の発電装置には、当社製品のマグネットが使用され、塗装にも当社シリコーンが使用されています。発電された電力は、主に松井田工場厚生棟内で使用されています。地球環境に優しいシステムの原動力は、「上州名物のからっ風」が一役かっています。
地域貢献活動
信越化学グループは、事業活動を通じて世界中のお客さまにご満足していただくという使命とともに、地域の皆さまとの相互理解を深めるよう、地域交流や地域貢献を進めています。
工場周辺の環境美化活動
工場周辺地域の環境美化による社会貢献と従業員の健康体力づくりの一環として「いそべクリーンウォーク」を毎年開催しています。2007年は47名の参加で、雨模様の中開催しました。
今回は例年とコースを変更して、磯部工場から松井田工場までの間を温泉街コース・妙義山線コース・バイパスコースの3ルートに別れてゴミ拾いを実施しました。
地域の学校に工場見学や職場体験の場を提供
群馬事業所では、地域の学校の生徒が地元の産業を知ることや、働くことの意義を勉強する目的で、工場見学や職場体験を受け入れています。学校では普段知ることの出来ない体験や話を聞いていただき当社の事業活動や環境への取り組みを地域の子供たちにも知っていただける機会と捉えています。
シリコーン電子材料技術研究所の見学では、生徒と若手研究員との活発な質疑応答もあり、当社製品にも興味深く、関心を持っていただきました。
定期的な献血活動の実施
毎年、年4回定期的に群馬県赤十字献血センターの献血車が来場して、献血活動を実施しています。各工場内で、献血を実施することにより、休憩時間等を利用して多くの従業員が献血に協力しています。
社会貢献のひとつとして、献血に今後も協力していきます。
イベント・その他
安政遠足(とおあし) 「侍マラソン」への参加
毎年恒例となっています、安政遠足(侍マラソン)が開催されました。32回目を迎える今回も、信越化学グループの従業員が多数参加し、合計で1,325名が健脚を競いました。
この大会は出場者が侍、忍者、アニメキャラクターなど、趣向を凝らした仮装をして走る全国的にも有名な大会で、関所コース(20.35km)と峠コース(29.17km)の2コースのどちらかを選択して走ります。信越化学グループの多くの従業員も、様々な仮装に身を固め参加し、毎年のように仮装大賞や仮装アイデア賞に輝くなどの華々しい成果をあげています。
※ 安政遠足(とおあし):江戸時代(西暦1855年)に当時の安中藩主「板倉 勝明」(いたくらかつあきら)公が藩士の鍛錬のために碓氷峠の熊野権現まで7里余りの中山道を徒歩競走をさせ、その着順を記録させたことがはじまりで、日本のマラソンの発祥です。
グループ従業員と地域の皆さまを対象にお祭りを開催 ~ふれあい in いそべ~
グループ従業員とその家族、そして地域の皆様のふれあいと親睦を目的に2年に 1度、お祭りを開催しています。
今回開催したお祭りは安中谷津太鼓の景気の良い音色を皮切りにスタートし、当日は天候にも恵まれ、多くの方々に御協力いただいたお陰で、例年以上に多くの皆様に来ていただき、心温まる非常に良いお祭りになりました。ステージ上では、マジックショーや子供たちに大人気のゲキレンジャーショーなどが開催され、キッズエリアでは、ミニSL乗車やシートベルト衝撃体験、ふわふわスライダーなどで笑い声が響き渡っていました。かき氷や焼き鳥などの模擬店など運営すべてを従業員が協力をして行なっています。
安中谷津太鼓の演奏子 |
従業員による模擬店 |