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「東北地方太平洋沖地震」による影響について(第5報)


2011.03.22

2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

このたびの地震の影響による弊社の状況について(第5報)お知らせいたします。

3月22日13時現在における弊社の状況は、3月17日付の第4報から大幅な変化はありません。弊社鹿島工場(茨城県神栖市)、および信越半導体白河工場(福島県西郷村)の2工場が操業を全面停止しております。余震も多発する中、安全第一として点検作業を行うこととしております。

白河工場においては、未だ全面的な点検作業には至っておりませんが、これまでに製造設備での損傷が認められております。現段階では、それら設備等の損傷の復旧にどの程度の時間を要するか、明確にはなっておりません。当社としては、白河工場以外の信越半導体グループの工場での生産体制を改めて整備し、対応してまいります。

鹿島工場においては、現在までに一部の製造設備で損傷が認められ、また、同工場の位置する鹿島コンビナート全体でも大きな損傷が認められております。港湾設備や道路、コンビナートの電気・水等ユーティリティ設備などで損傷が認められるほか、原料の供給につきましても復旧に時間がかかる見込みのため、現段階では、同工場の稼動再開にどの程度の時間を要するか、明確にはなっておりません。

また、東京電力および東北電力の計画停電によって、これに関係する弊社工場が一部影響を受けております。弊社としては、全社を挙げて、電力の削減、使用抑制に協力してまいりますが、安全上の問題等で連続生産が必要な設備もあり、電力安定供給のお願いもしております。

弊社は引き続き復旧に全力を尽くしてまいりますが、状況に進展がありましたらお知らせいたします。

以 上

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