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「東北地方太平洋沖地震」による影響について(第8報)

※ 光ファイバープリフォーム工場の稼動について注記を加えました。

2011.04.11

2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」から1か月が経過しました。被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りしております。当社グループは、被災した工場の一日も早い復旧に向け、全力で取り組んでおります。

このたびの地震の影響による弊社の状況について(第8報)お知らせいたします。

4月11日13時現在、弊社、信越半導体白河工場(福島県西郷村)および鹿島工場(茨城県神栖市)2工場の状況は以下のとおりです。

白河工場の状況

白河工場においては現在、設備の点検および修復作業を進めており、近日の再稼動に向けて準備を整えています。また、地震発生以前に製造した在庫品の出荷を開始しております。今後は、引き続き同工場の復旧に向け全力で取り組むとともに、信越化学グループの国内外にある半導体シリコンの製造拠点の活用を進めてまいります。

鹿島工場の状況

鹿島工場においては既報のとおり、塩化ビニル樹脂工場と光フィイバー用プリフォーム工場ともに一部の製造設備で損傷が認められており、現在復旧作業に取り組んでいます。両工場がある鹿島コンビナートでは、地震により停止した電気や工業用水等のユーティリティの供給が一部復旧してきております。

塩化ビニル樹脂工場の操業再開のためには、原料を製造する上流工程を含むコンビナート全体の復旧が必要であり、全体の復旧の進捗に合わせ、操業再開に向けた復旧作業を進めています。

一方、光ファイバー用プリフォーム工場では、供給が開始されたユーティリティを利用して、本日(4月11日)部分的に操業を再開しました。コンビナート全体の復旧計画の中で、本格的な操業再開を目指して取り組んでまいります。

※ 光ファイバー用プリフォーム工場につきましては、4月11日17時16分に発生した強い余震により、操業を停止し、設備の点検を行っております。

なお今年の夏には、東京電力および東北電力の管内で、電気の使用抑制が実施される可能性があります。弊社が持つ技術と知見を生かしながら全社を挙げて電気使用量の削減に取り組んでまいります。

弊社は引き続き安全を最優先としながら早期復旧に向けて全力で取り組んでまいります。状況に進展がございましたら速やかにお知らせいたします。

以 上

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