「数字」で見る信越化学
事業別ハイライト
2020年3月期売上高
(セグメント別内訳)
塩ビ・化成品事業
2020年3月期概況
塩ビ・化成品は、米国のシンテック社において、塩化ビニル、か性ソーダともに高水準の出荷を継続しましたが、市況の影響を受けました。欧州拠点も販売数量の維持に努めたものの、市況の影響を受けました。国内拠点は堅調に推移しました。
半導体シリコン事業
2020年3月期概況
半導体シリコンは、半導体デバイス市場での調整局面が続きましたが、販売価格と出荷水準の維持に努めました。
シリコーン事業
2020年3月期概況
シリコーンは、機能製品を中心に拡販を進めましたが、汎用製品の価格下落の影響を受けました。
電子・機能材料事業
2020年3月期概況
希土類磁石は、産業機器向けが需要鈍化の影響を受けましたが、環境対応自動車向けを中心に販売を維持しました。フォトレジスト製品は、ArFレジストやEUVレジストを中心に総じて好調でした。マスクブランクスも堅調に推移しました。光ファイバー用プリフォームは市況悪化の影響を受けて厳しい状況となりましたが、大型パネル用フォトマスク基板は好調に推移しました。
機能性化学品事業
2020年3月期概況
セルロース誘導体は、医薬用製品は底堅く推移しましたが、建材用製品が振るいませんでした。フェロモン製品は堅調な出荷となりましたが、ポバール製品は市況の影響を受けました。
加工・商事・技術サービス事業
2020年3月期概況
信越ポリマー社の半導体ウエハー関連容器が、半導体デバイス市場関連投資の減速の影響を受けました。