シリコンウエハー
(半導体シリコン)
昔は火打ち石に使われていたけい石。そこにたくさん含まれているケイ素を取り出して、作られるのが金属ケイ素。金属ケイ素から、99.999999999%という高純度のケイ素の塊、多結晶シリコンが作られます。
信越化学では、この多結晶シリコンを原料に、結晶成長技術を駆使して一定の原子配列を持った直径約30センチ、長さ約1mという大きなシリコンの結晶(単結晶)を作ることができます。この単結晶の塊(インゴット)を、薄くスライスして作られるのがシリコンウエハーです。
シリコンウエハーは半導体の「基板」となる素材であり、スマートフォン、パソコン、デジタル家電、自動車等、私たちの身の回りに数多く使われています。これらは私たちの生活を豊かにするものであり、社会の「基盤」となっています。今後も自動運転車やAIロボット等の夢のある生活を創出する半導体産業の発展に欠かせない材料です。
シリーズ名称
用途
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会社名:信越化学工業(株)
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部署名:半導体部
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電話番号:03-3246-5211