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信越化学工業株式会社（本社：東京、社長：斉藤恭彦）はこのほど、クロロメタン製品の国内向け販売価格の値上げを実施します。実施は２０２２年１０月１日出荷分からで、値上げ幅はメチルクロライドで１kg当たり２０円以上、メチレンクロライド及びクロロホルムで１㎏当たり３０円以上です。

クロロメタン製品は、工業塩の電気分解で生産される塩素のほか、天然ガスから生成されるメタン、メタノールを原料として製造されます。今年の２月以降、天然ガス価格の急騰、電力価格の上昇に加え、物流費の上昇により事業採算が急激に悪化しています。
弊社は継続的にあらゆるコスト低減に努めていますが、自社の企業努力だけでは現状の価格水準で採算を確保することは困難な状況です。

弊社事業を取り巻く状況を需要家の皆様にご理解いただき、今回の価格改定につきご了解いただけますよう努めてまいります。