頼る存在から、
いつかは頼られる存在へ
私が学校を卒業した1994年は、今より障がい者の雇用枠が少なく、またバブルがはじけた影響も色濃く残っていて、就職活動は大変厳しいものでした。信越化学は市の雇用相談所から紹介されました。自分を必要としてくれる会社を選択することは決めていたので、迷わず入社しました。自立することが夢だったので、今でもあの時の喜びを忘れることはありません。
2003年に信越スカイワードシステムズへ異動し、現在は群馬事業所でシステム開発及び運用サポートの業務に従事しています。経理関係や品質検査に関わる仕事で、改修案件から新規開発まで幅広い業務があり、専門用語など覚えなければいけないことも多いです。現場の皆さんから頼りにされ、少しでも皆さんの助けになることが何よりもやりがいだと感じています。
昔は多くの人に助けてもらいました。何をするにも人の手助けが必要でした。頼る存在から頼られる存在になりたいと思って業務に取り組んでいます。
人間は弱い生き物で、失敗する生き物だと思います。だからこそ、助け合う、話し合う、求め合う。この三点を大事にすることが、充実した会社生活につながると私は思っています。