学生時代は、情報工学を専攻していました。周りがIT企業を中心に就職活動をする中、化学業界を中心に社内SE（システムエンジニア）として働けるところを探していました。信越化学が、素材メーカーというあらゆるモノの根本を作るところに惹きつけられ、私もその一員として関わりたいと思い、入社を決めました。実際、社内で運用されているシステムというのは、会社の業務に密接に関わりがあり、業務を理解していないとシステムも理解が出来ないことが多くあります。必然的に知識を身に付けねばならない中、様々な現場を体験させてもらい、化学会社の魅力に触れることが出来ました。

現在の主な業務としては、品質保証システムの開発・保守に携わらせて頂いています。製品の品質を管理する重要なシステムです。信越化学は、様々な種類の製品を生産しているので、関わるユーザーも多く、要望も多種多様です。あらゆる意向を汲みこんで開発していくのは難しいですが、経験豊富な先輩方のアドバイスの下、仕事を進めています。

また、RPAやETLといった新しい技術を用いて業務の省力化・自動化を行っています。その他にも、ビッグデータ解析やAIなど、私たちの回りの技術は目まぐるしいスピードで発展しています。社内SEとしての役割は、それらのツールに対して最新のアンテナを張り巡らせながら、自社の発展に役立つと判断したものに対して、積極的に提案していくことだと思います。信越化学は最新技術の導入を積極的に行っており、手を挙げれば検証させて頂けます。技術者として、最新のテクノロジーに触れながら着実にキャリアアップ出来る職場だと思います。

仕事をする中で、システムの企画・提案といったよりユーザーの業務に近い立ち位置で働きたいという希望と、海外でのシステムの立ち上げなど、よりグローバルな環境で働きたいという願望が生まれ転職活動を行いました。その中で当社は、信越化学グループの情報システム部門として、システムの企画・提案から構築・運用という一連のシステム構築の業務に携わる機会があります。また海外売上高比率が70%以上もあり、グローバルで競争力のある安定した製品群を持つことから、信越化学グループのグローバル化を支える業務に従事できると感じ入社を決めました。

現在は、信越化学の会計システムや購買システムの開発、運用に従事しています。日々ユーザーと接しながら、システム開発や運用に携わることができています。またグローバルという観点でも、海外関係会社のシステム導入に数多く携わる機会があります。さらに残業も、月間10～20時間程度で、長く安定的に働いていくのに適した環境だと思います。

私はインフラエンジニアとしてサーバ、データベース、セキュリティ対策などの提案、導入、運用を行っています。

スカイワードは、信越化学のシステム部門の役割を担っています。取り扱う案件も信越化学グループに関するものだけで、他社への営業活動はないため、社員に対して所謂営業ノルマもありません。国内外の信越化学グループに貢献する事に集中して日々の業務に取り組んでいます。

スカイワードの社員は信越化学と同じ福利厚生や給与体制が保証されているため、安心して働けるIT企業だと言えると思います。実際、私は育児のため出社時間を調整しており、制度としてあるだけではなく利用できる社風があります。

私は情報工学の大学を卒業後に入社しました。最初の2か月は信越化学、信越半導体で研修を受け、その後スカイワードの事業所に配属となりました。そこでPCの設定/管理/ヘルプデスクや生産管理システムのプログラム修正等に携わり、利用者とのコミュニケーションのため工場内を歩き回っていました。2年後本社に異動となり、現在のインフラエンジニアに至ります。

システムは導入して終わりではなく、運用や改善など長いスパンでシステムにかかわることができます。利用者は同じグループ会社なので距離も近いため、率直な意見を聞くことができます。時には厳しい意見もありますが感謝の一言を貰えた時はこの仕事についてよかったと喜びを感じるとともに初心にかえることができます。

信越化学の成長にあわせてスカイワードの活躍の場も益々広がっています。業務の幅や量は増える一方ですが、利用者からの「ありがとう」という感謝の一言を励みにして、信越グループに役立つシステムの導入に貢献していきたいと思います。