職業人として未来へ
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社長メッセージ


職業人として未来へ
社長メッセージ
社長メッセージ
当社サイトにようこそ。当社に興味をもっていただき、ありがとう。
皆さん聞き及びのとおり、当社は素材を主体とした事業を営んでいます。顧客の課題を理解し、素材を科学して、世界規模で社会と環境に役立つ価値を提供しています。人々の幸福と持続可能な社会とを両立させることが必須となった現代、当社の担う役割はとても大きくなっています。当社の手がける製品群はこうした目的にかなっており、またそうした問題意識をもって製品開発を推進しています。
今、半導体は熱く、面白い。新時代に入り、新しい半導体の作り方はまるで百花繚乱の様相です。人類の英知の粋がそこに集結しています。当社は半導体材料で世界をリードしていて、当社の担う役割は大きい。当社はそれに応えるよう日々技術を深化させています。その一例として、当社は半導体材料に留まらず、半導体の製造装置事業も手がけています。材料だけでなく装置やプロセスを顧客に提案することで、産業の更なる発展をサポートしています。
また、社会インフラに欠かせない素材である塩化ビニルをはじめとする生活環境基盤材料についても、世界的な需要の高まりに応えるべく当社では生産能力を増強しており、人々の生活を根底から支えています。
このように当社は、社会の未来や課題と真摯に向き合い、他の追随を許さない素材・技術を提供し続けることで、世の中になくてはならない存在になっています。
当社の現況を数字で見てみましょう。
時価総額
11兆9,641億円
※日本の全上場企業の中で12位、化学企業の中で1位(2024年9月末現在)日経平均構成銘柄
日経半導体指数構成銘柄
JPXプライム150構成銘柄
海外売上高比率
海外売上高比率78% (2024年3月期)
日経「経営者が選ぶ有望銘柄」ランキング
2024年ランキング3位/19年連続5位以内
(日本経済新聞 2024年1月1日付)
信用格付け(ムーディーズ)
Aa3※日本の事業会社の中で1位
現預金残高
1兆8,145億円(2024年9月末)
Top 100 グローバル・イノベーター
13年連続受賞
※本アワードは、「影響力」、「成功率」、「地理的投資」、ESGレーティング格付け
3.6点(FTSE ESG評価
2024年6月時点)
※世界の業界平均は2.7点
当社は、財務省が定めるコア業種に属する事業を営んでいます。
皆さんはいろいろな会社を調べていることと思います。是非それらの会社と比べてみて下さい。これらの数字が並々ならぬものであることがわかると思います。当社の社員は皆誇りを持って、お客さま、株主そして社会が当社に寄せる期待に応えるべく働いています。また、当社をこうした会社に盛り立ててくれた先輩の方々への敬意を忘れることなく、日々仕事に取り組んでいます。
当社の収益性を生み出し、支える要因はいくつかあります。そのひとつが、従業員一人ひとりの成長です。知恵と知力によって、効率よく賢く働く。ある分野・領域のエキスパートになるとともに、幅広い仕事をする。T字型人間の仕事師集団だということです。当社は、従業員数の増加率よりも営業利益の増加率が大きい会社であり、従業員一人ひとりの能力が高まっていることで生産性が伸びていることがわかります。これから皆さんは、会社で生産年齢の大分を過ごすわけですから、仕事を通じて自身が成長し、会社も成長する。そしてそこから満足感が得られる、というのでなければおもしろくないはずです。当社はそうした働き甲斐のある会社であり、良い働きに報いる会社です。転職が普通の米国において、当社の事業会社での定着率の高さがその証左の一つです。当社は、画一的な人事異動はやらず柔軟に長い目で、適材適所を図っています。私自身、米国の重要子会社で仕事をさせてもらい、いろいろな事業経験をさせてもらいました。また、当社は社員を大事にする会社です。先日、ある投資家の方が次のような質問をされました。「御社は化学業界で頭一つ、二つ抜けている。他社との違いを分析していると一つは人材のところかと思った。少数精鋭でこれだけの業績を残すことができる人材を育成できる背景は?何か工夫されていることは?」答えは既に述べたとおりです。
電子材料と機能材料は、自動車と並んで日本の誇る産業です。当社はその代表格であると自負しています。そうあり続けるために、日々技術を磨き、開発し、製造し、それを世界に販売しています。当社は、前述のように売上げの8割近くを日本国外で上げており、世界の顧客のために仕事をしています。世界で「勝負」している当社はいわばコスモポリタンなのです。当社の素材と技術があったからこそ、生活が改善、向上し、市場の課題が解決したと称される、そういう素材価値を提供する。これが当社の役割です。それを高め、発展させ、人間社会に貢献せんと思う若者、是非来たれ。
代表取締役社長斉藤 恭彦
下記URLより、2024年11月8日に放送されました、
「日経CNBC トップに聞く」当社回をご覧いただけます。
トップに聞く(2024/11/08) | 日経CNBC online