1枚のシリコンウエハーに感じた
半導体市場の可能性
私が信越半導体に入社を決めた理由は、身の回りの電子機器に使用されている半導体チップの原料となるシリコンウエハーをつくる仕事に携わりたいと思ったからです。そのきっかけは白河工場の工場見学でした。半導体については座学で学んでいましたが、実際に実物を見せていただいたとき、たった1枚のシリコンウエハーから何百という半導体チップがつくられると伺い、驚いたことを覚えています。さらに、当時は5Gが普及しはじめた時期でもあり、半導体市場というますます成長が期待できる分野の会社だったことも決め手でした。
現在は操業改善スタッフとして、コスト削減や品質向上のために新規材料を用いてのテスト加工やシリコンウエハーの品質評価を行っています。また、日々の操業データからの不良要因の調査や、歩留まり向上業務にも携わっています。初めは何から手をつけて良いかわかりませんでしたが、上司から与えられた課題に対して調査やテスト評価を進めることで少しずつ業務改善の進め方を学んできました。システムは日々アップデートされていくため、改善できる部分もまだまだ多く、常により良い製品を製造できるよう業務に努めています。
