05 | 信越半導体株式会社白河工場

VOICE

先輩社員の声

VOICE 05

先輩の背中を見ながら学び
早く一人前に

ウェーハ製造部　ウェーハ製造四課
2020年入社精密機械工学科

シリコンウエハーの品質に
直結する仕事

就職活動中に短期大学の先生に紹介してもらった企業の一つに信越半導体がありました。企業研究で信越半導体を調べていく中で、世界中の有名な半導体メーカーに向けてシリコンウエハーを製造している会社で、世界シェアNo.1企業であることを知ります。学生時代は精密機械を専攻し、機械の設計や組み立てを学んでいたことから、その知識や経験を世界で活躍している信越半導体で活かしたく入社を志望しました。
現在、シリコンウエハー製造装置の管理や調整、材料の管理を担当しています。製造装置の条件や状態、使用する材料はシリコンウエハーの品質に大きく影響を与えるため、異常があったらすぐ見つけることが大切です。以前、異常の発見が遅れてしまったことがありました。同じ失敗を繰り返さないため、分からないことや疑問点は自分から積極的に上司や先輩に質問したり、自分で文献を調べたりして知識の習得に努めています。
入社する前は、半導体についてあまり知識がありませんでした。業務や研修を通して、半導体が身の回りにあるほとんどの電気製品などに使われていることが分かりました。私たちの生活に欠かせず、世界中で使われている半導体のキーデバイスを製造していることに一番やりがいを感じています。

失敗を繰り返しながらも完遂したプロジェクト

これまで一番嬉しかった出来事は、ある品質の異常を改善するプロジェクトで、目に見える成果を出せた時でした。異常の原因を突き止めるため、異常が発生するパターンなどの調査を行い、数多くの評価を行いました。行き詰まる時や挫折しそうな時が何度もありましたが、職場の上司や先輩方にサポートしていただき、最終的には異常が発生する根本的な原因を突き止めることができました。工場の報告会で発表するまでの成果を出すことができ、達成感とやりがいをとても感じたことを覚えています。
私が信越半導体で成長できたと感じる点は、自己管理能力だと思います。仲間に迷惑がかからないよう日々の体調を気にしたり、早めに準備したりするなど、良い緊張感を持ちながら業務を行えていると思います。
職場での環境は年齢や性別がバラバラで様々な方が働いています。私と同じ年代は少なく年上のベテランの方が多いのですが、コミュニケーションの壁を感じることはありません。白河工場の品質スローガン「全員参加の品質管理」のもと、団結しながら課題に取り組んでいます。

「主体的に働く」を
これからの目標に

現在、指示を受けている立場ですが、これからは自分で率先して仕事を行えるようになりたいと思っています。この目標を達成するには現在のスキルアップはもちろんですが、コミュニケーションを今以上に取り信頼を得られるよう仕事を進めていかなくてはなりません。上司や先輩方の背中を見て学び、心身ともに成長できるよう挑戦を続けていきたいです。
白河は歴史的な建造物があり、特に小峰城周辺は歴史が好きな私にはたまらない場所です。他にも四季折々で異なる美しい自然や白河ラーメンなどのご当地グルメなど、白河にはたくさんの魅力がありますが、人の温かさを感じられるところが一番気に入っています。
学生の皆さんは、仕事のイメージがわかず、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。仕事は周りの先輩方がわかりやすく丁寧に教えてくれます。初めはできないことを気にする必要はありません。前向きにコミュニケーションが取れ、向上心を持って仕事と向き合ってくれる人と一緒に働くことを楽しみに待っています。