働く人の安全の確保と健康の促進

労働安全

ヒヤリハットトピックス

2022.01.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2021.07.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2021.01.29 ヒヤリハット事例を更新しました
2020.07.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2020.01.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2019.07.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2019.01.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2018.07.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2018.01.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2017.07.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2017.01.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2016.07.29 ヒヤリハット事例を更新しました
2016.02.24 ヒヤリハット事例を更新しました
2015.07.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2015.01.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2014.07.31 ヒヤリハット事例を更新しました
2014.01.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2013.07.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2013.01.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2012.07.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2012.01.30 ヒヤリハット事例を更新しました
2011.07.25 ヒヤリハット事例を更新しました
2011.01.24 ヒヤリハット事例を更新しました
2009.07.08 ヒヤリハット事例をアップデートしました
2007.05.01 ヒヤリハット事例の公表について
       日常の作業で感じた危険に関するアンケート

レスポンシブル・ケアコード*1に従って「信越化学グループ環境保安管理計画」を毎年策定。その中で労働安全に関する具体的な数値目標を設定しています。

信越化学グループの国内外の工場では、負傷または疾病につながるリスクを徹底的に洗い出し、リスクを排除するリスクアセスメント活動に取り組んでいます。

リスクが判明した場合は、作業者への個人用保護用具の提供や危険エリアに立ち入ることが出来ない措置と立ち入り禁止標識の掲示、機械や装置のロックアウト*2、タグアウト*3などの安全対策を施しています。機械装置には安全装置の取り付けやフェイルセーフ*4、フールプルーフ*5、インターロック*6、防護壁などの安全対策を講じています。また、作業の前にはK Y *7や指差し呼称を実践し、安全を再確認しています。

さらに、作業者が体験したヒヤリとした、ハッとした事例や心配事などを、「ヒヤリハット・気掛かり提案」として収集し、対策を講じています。同時に、それらの情報を社内外に公表することにより、情報の共有と、類似災害の防止を図っています。

  1. *1 レスポンシブル・ケアコード
    レスポンシブル・ケアを実施する際の基本的な実施事項を定めたもの。環境保全、保安防災、労働安全衛生、物流安全、化学品・製品安全、社会との対話といった活動分野ごとの6つのコードと、これらをシステムとして共通に運用していくためのマネジメントシステムコードの計7つで構成されている。
  2. *2 ロックアウト
    機械や装置のスイッチなどを施錠して操作できないようにすることで、動力源を遮断すること。
  3. *3 タグアウト
    ロックアウトを行った箇所に取り付ける札。タグが取り除かれるまで機械や装置の再稼働を禁止することを意味する。
  4. *4 フェイルセーフ
    装置やシステムにおいて、誤操作や誤動作による障害が発生した場合、常に安全な方向に動作するよう制御すること。
  5. *5 フールプルーフ
    作業者が誤った操作をしても安全を確保できるよう、あらかじめ対策を講じること。
  6. *6 インターロック
    安全装置、安全機構の考え方の一つで、ある一定の条件が整わないと他の動作ができなくなるような機構。
  7. *7 KY
    危険予知活動。作業に従事する作業者が、その作業で想定される負傷または疾病の発生を防止するため、安全な作業方法等を確認し、確実にこれを実行する活動。

保安防災

当社グループでは重大な事故の未然防止を最重要課題とし、さまざまな保安防災活動に継続して取り組んでいます。プロセスのリスクアセスメントによって判明した危険な箇所への対策の実施や、設備の計画的な補修などによって配管や設備の保全管理を行っています。

2013年度からは、プラントの異常事態を想定したリスクの評価と効果的な安全対策を実施することにより、保安管理の強化を図っています。

当社は、特定非営利活動法人 保安力向上センターに2012年度の発足時から加入しています。各工場では、同センターの「保安力評価システム」を活用して改善に取り組み、保安防災力の一層の向上に努めています。

リスクアセスメント講習(2019年12月 信濃電気製錬)

リスクアセスメント講習(2019年12月 信濃電気製錬)

工場労働衛生大会(2020年10月 信越化学 直江津)

安全管理活動の実績(信越化学)

テーマ 2018年度 2019年度 2020年度
改善件数 8,909 10,966 7,807

教育、訓練

プラントを安全に安定して運転し続けるためには、当社グループの敷地内で働く人の技能と知識の絶え間ない向上と、安全への感性を高めることが重要となります。

そのために、従業員や業務委託先などに対して、取り扱い物質やプロセスの危険性を理解する教育や、危険の擬似体験といった安全教育を行っています。また、製造設備の運転技術の伝承にも注力しています。さらに、作業の手順や規則を守るといった、安全を重視する文化の徹底にも努めています。

大地震や火災などの異常事態を想定した防災訓練を計画的に実施しています。

工場総合防災訓練(2019年11月 信越化学 直江津)

工場総合防災訓練
(2020年10月 信越化学 武生)

体感型安全教育講座(2019年11月 信越化学 群馬)

秋季総合防災訓練
(2020年11月 信越化学 群馬)

出初式(2020年1月 信越化学 武生)

新入社員消火訓練
(2020年11月 信越化学 群馬)

環境保安監査

各工場の環境保全や労働安全衛生、保安防災などの活動が計画通り実施されていることを検証し確認するため、当社グループでは国内外で社内監査を実施しています。2020年度は国内の延べ12事業所でオンライン会議による監査を実施しました。監査の結果については、経営トップにも報告しています。

2020年は、工場の操業にかかる重大リスクの対策の検討結果と、保安力評価表による自己評価結果、および評価結果の改善に向けた自主活動の実施状況と今後の活動計画などを重点に監査しました。

環境保安監査指摘事項に対する展開教育(2019年4月 韓国信越シリコーン)

総合環境保安監査
(2020年11月 信越半導体 白河)

健康への配慮

定期健康診断の受診や生活習慣病に関する保健指導、メンタルヘルス対策、健康体力づくり活動を推進し疾病予防に取り組んでいます。また、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の予防のためにあらゆる対策を実施しています。

本社および支店では衛生委員会を、各工場地区では安全衛生委員会を設置しています。委員会では産業医から情報提供と指導を受けながら、職場環境の改善や健康の促進などに取り組んでいます。また、体力測定やセミナー、体力向上のためのイベントを開催しています。

さらに、健康保険組合が保険会社と提携し、従業員の家族も利用できる24時間対応のファミリー健康相談窓口を設置しています。

健康講演会(2019年6月 直江津電子工業)

健康講演会(2019年6月 直江津電子工業)

健康講演会(2020年7月信濃電気製錬)

社員の取り組み

信越化学 武生 保健師 MYさん

信越化学 武生 保健師
MYさん

従業員の皆さんが健康で働けるように見守っています。

1.工場の医務室では、どのようなことをしているのでしょうか。
医務室の業務は、緊急時の対応、処置、診察、各種健診の実施、ドックの結果説明、予防接種などです。信越化学 武生工場の医務室の看護職は2名体制です。産業医が所属する地域の病院の看護師1名が常駐しています。
また、工場には産業医1名が、週に1回来場し診察します。また、月2回心療内科の先生1名も来場し、メンタル相談などを行っています。

2.担当業務を教えてください。
信越化学 武生工場の医務室で、当工場と近隣のグループ会社の従業員の健康管理を担当しています。
健康診断後の再検査の追跡調査や保健指導、健康教育の実施、長時間労働者の面談、メンタル相談です。特に再検査の追跡調査については、結果の報告が届くまで確認を続けています。
新入社員を対象とした健康教育や運動教室も担当しています。2020年度は「生活習慣病と動脈硬化」というテーマで、健康講演会をオンラインで開催しました。
また、病気予防のための運動、休養、禁煙などのチラシの配布や、栄養士さんと連携して、食堂のテーブルに季節ごとにテーマを決めて健康情報を置き、健康管理を啓発しています。
その他、新型コロナウイルス対策として、手洗い、消毒、咳エチケット、換気などの啓発や、発熱者への問診も担当しています。

3.従業員の健康管理について今後の課題や、重点的に取り組んでいく計画をお教えください。
従業員が元気で働けるように、健康の維持増進のために、疾病予防教室や栄養、運動、禁煙に向けた活動をさらに充実していきたいと考えています。病気になっても治療を継続しながら働けるよう、従業員一人一人に寄り添っていきたいと思っています。

新型コロナウイルス感染症対策

当社グループでは、新型コロナウイルスから従業員とその家族を守るために、さまざまな対策を実施しています。
2020年2月に信越化学本社に社長を本部長とする新型コロナウイルス全社対策本部を設置し、刻一刻と変化する状況に対応した感染防止対策を全社に対して逐次発信しています。

各地区においては新型コロナウイルス地区対策本部を設置し、全社対策本部の通達に基づいて、それぞれの地域に即した感染防止と操業継続に向けた対策を実施しています。

全社の対策として、出社前の検温、通勤および執務中のマスクの着用、手指の消毒、国内外の出張の禁止、電話会議やWeb会議の活用、来訪者の検温などを徹底しています。さらに、本社と支店に勤務する従業員については、国の要請に対応し、在宅勤務を推進しています。工場では、工場内の消毒の徹底、事務部門での時差出勤、食堂や休憩室などの時差利用や利用時の距離確保などに取り組んでいます。

食堂にパーテーションを設置(2020年5月 信越化学 直江津工場)

食堂にパーテーションを設置
(2020年5月 信越化学 直江津工場)

事務受付にビニールカーテンを設置(2020年5月 信越化学 武生工場)

事務受付にビニールカーテンを設置
(2020年5月 信越化学 武生工場)

課題と実績

当社グループは毎年度、レスポンシブル・ケアコードに従って環境保安管理計画を作成しています。この管理計画に基づいて、グループ全体で爆発や火災などの重大災害の防止や労働災害の防止などに取り組んでいます。

働く人の安全の確保と健康の促進に関する課題、実施状況、評価、実施予定項目

事故、休業災害の報告

2020年度も重大事故はありませんでしたが、国内グループ会社で4件の休業災害がありました。それぞれの要因の解析を行い、危険な作業の排除、設備的な安全防護を基本とした対策を速やかに実施しました。また、作業マニュアルの改訂によって事故の再発防止に取り組むことで、労働災害を防止しています。

なお、労働災害の発生状況を、毎月の営業報告会議で役員および部門長に報告しています。

休業災害人数と度数率の推移(連結※)

休業災害人数と度数率の推移
(信越化学および国内連結会社

  • ※ 国内と海外では労働災害の定義が異なるため、有意な情報とならないため海外連結会社の労働災害統計は開示しておりません。労働災害の定義が国際的に統一された場合、公開する予定です。

関連情報

サステナビリティデータ集