HOME
 >  MEMBER'S VOICE >  藤井 達也

現在の仕事について教えてください。

昆虫の交信攪乱法に関する研究をしております。当研究室は、(1)合成班、(2)製剤班、(3)昆虫班の3つのグループに大別され、私は(3)の仕事に携わっております。虫を飼育して性フェロモンの抽出・分析を行ったり、実圃場に出向いて試作製剤の防除効果を調査することもあります。様々な知識が必要とされますので、実際は昆虫以外の実験をすることが多いですし、実験のほかに並行して試作品の製造・出荷業務等も担当しております。

あなたの忘れられない仕事、一番印象に残っている仕事は何ですか?

リンゴ重要害虫の新しい性フェロモン成分を同定したことです。メスが性フェロモンを放出する行動を観察するところからのスタートでした。生きた虫の触角を検出器にした特殊なGC装置を用いて、虫が反応を示す成分だけをスクリーニングしました。メス1頭が保有する性フェロモン量は極微量ですので、地道に虫を飼育しながらサンプルを蓄積し、新フェロモン候補成分の構造を決定しました。この成分にオスが強烈に反応を示したときは、会社に入って一番の喜びを感じた瞬間でした。フェロモンに携わる者として、自分の見つけた成分に虫が反応するというのは言葉にできない喜びです。一緒に仕事をしていただいた方々にも心から感謝しております。

「信越化学工業の魅力」について教えてください。

働き者が多いところでしょうか。働きバチのうち、必死に仕事をしているのは全体の25%くらいで、50%は普通、残り25%はあまり働かないといいます。この「働きバチ理論」は人間にも当てはまるそうですが、信越化学ではほとんどの人が熱心に仕事に取り組んでいるように思います。一人あたりの仕事量が多いという見方もできますが、それでも続けられるのは各人が目標と責任感を持って業務を遂行しているからだと思います。

PROFILE 藤井 達也 2007年入社 合成技術研究所 農学研究科 応用生命科学専攻

学生時代に熱中したこと

研究以外ですと、音楽が趣味で聞くのも好きですし、学部生の頃はサークルでバンドを組んでいました。

こだわりの仕事ツール

飼育している昆虫でしょうか。昆虫の飼育というと、遊び感覚に思われるかもしれませんが結構な労働です。

社員の休日

釣りやバンドなどの趣味もありますが、今は夫婦でこの11月に生まれた息子の子育てに夢中です。

社員の一日