座談会 TALK SESSION

“女性技術者”からみた信越化学

  • 群馬事業所 精密機能材料研究所 2014年入社
    生物圏資源学専攻 簗瀬
  • 直江津工場 新機能材料技術研究所 2013年入社
    応用化学専攻 菊地
  • 群馬事業所 シリコーン電子材料技術研究所 2008年入社
    物質エネルギー化学専攻 髙田
  • 群馬事業所 シリコーン電子材料技術研究所 2008年入社
    理化学専攻 松尾
SESSION 01

縦のつながりが強く、“温かい関係”が構築できた

髙田
まずは、自分が担当している業務内容から紹介し合いましょうか。
簗瀬
私は半導体製造工程の一部であるリソグラフィ工程で使用されるフォトマスク用防塵カバーの製造工場に携わっています。主に品質向上や歩留まり向上の研究開発であったり、お客様の要望に合わせ、新たな性能や機能を開発する業務を担当しています。
菊地
私はリソグラフィ工程に使用されているフォトレジストの関連材料に関する研究開発を担当しています。さらに開発した製品をお客様に紹介する技術営業としての役割も担っています。
松尾
現在の部署には一年半ほど前に異動しました。研究所内で製造・使用される化学物質の法規制の調査や、新規化学物質の申請業務を担当しています。現在は3歳になる子どもを保育園に預けながら、時短勤務制度を活用して仕事を進めています。
髙田
私はシリコーンのエマルジョン製品の開発業務を担当しています。主に化粧品に配合される原材料や、成形時に型から製品をスムーズに取り出すための離型剤を開発しています。
松尾
みなさんは、どうしてこの会社を志望したのですか。
簗瀬
学生時代に有機化学の研究室に在籍していたので、化学メーカーを志望することは自然な流れでした。やはり有機化学の知識を活かせる仕事に就きたいという思いがあったんです。
菊地
私も学生時代に化学を専攻していました。高分子を扱っていたのですが、特色として材料寄りの研究室だったこともあって、元々、素材メーカーに興味を持っていました。業界の中でも信越化学はネームバリューがあったので就活中から意識はしていました。
髙田
私も化学系の研究室にいたので、やはり化学メーカーに勤めたいという気持ちがありました。中でも信越化学の製品は、比較的私たちの身近で使われているものが多く、身近で面白い製品を開発したいと思いました。
松尾
私も専攻は化学でした。大学の先輩が入社したこときっかけに、この会社の存在を知りました。最初は名前からして“堅そうだ”と思ったのですが、説明会に参加した時、シリコーン材料の面白さや、世界に誇る製品がたくさんあるという話を聞いて興味を持ちました。
菊地
みなさん、入社後に発見したことってありませんでしたか。私は、けっこう幅広く仕事ができるんだなぁと驚いていました。最初は研究開発志望だったんですが、最終面接で「営業とか企画とかも向いている気がするんだけど興味ある?」っていわれて。実際に入ったら研究だけではなく技術営業もやらせてもらえている。
簗瀬
私も想像以上に、研究以外の仕事が多いなって感じています。今は製造ラインを任せてもらって、管理スタッフとしても働いているし、客先に赴いて技術営業もします。品質保証のような仕事もする。色々なことを経験させてもらっています。
松尾
大学時代の専攻とはまったく違う部署に配属されるケースもあります。まさに私もそうだったのですが、入社前には想像もしていなかったような製品に関わることができ、とても貴重な経験となりました。
菊地
女性としての働きやすさを実感する場面は多かったですか。
松尾
体力的なことは除いたとして、仕事の割り振りに男女差はあまりなく、公平に研究課題を与えられてきました。髙田さんはどうですか?
髙田
私が入社した時、開発グループの女性は私一人でした。仕事としてはそこまで男女差は関係ないのですが、やはり最初は話し相手がいなくて寂しかったですね。でもこの10年で、すごく女性の人数が増えて、松尾さんのように産休を取って職場に復帰している女性の姿を間近でみることができるようになって、みんな心強いと思いますね。
菊地
確かに。先輩の存在は大きいですね。同期に女性がいない分、先輩がかまってくれて、入社してすぐに先輩方がごはん誘ってくださって、それから毎年、新入社員が入るたびに、女性陣でご飯に行くみたいな伝統ができあがりましたね。
簗瀬
全社的に見たら一番、女性が多い世代なのですが、研究所では私が紅一点。群馬事業所も誰かが配属される度に“女性会”が開かれるんです。部署が違うとほとんど会う機会がないので、その場で交友関係を広げることができました。
髙田
私たちのちょっと下を交えたぐらいからはじまった伝統ですね。確か2年下の後輩が入ってきて“一緒にやろうよ”と始まったんですよね。
松尾
研究所が違うとなかなか会うことがなかったのですが、そういうところに呼んでいただいたのはすごくありがたかったですね。
簗瀬
今、ひとつ上の先輩が仲良くしてくれているのですが、そこから個人的に連絡先を交換して個別に会うようになったんですよ。やはり相談できる女性社員には、そういうところにいかないと会えないので、本当にありがたかったです。
SESSION 01

女性が働きやすい職場だからこそ、それぞれの個性が発揮できる

髙田
それぞれの目標を話してみましょう。
簗瀬
知らなかったことを新しく知るとか、できなかったことをできるようになるという体験が好きなので、これからも先輩を見習って、色々なことにチャレンジして自分のものにしていきたいですね。
菊地
直江津には群馬と違って、結婚して子育てしながら仕事を続けていらっしゃる技術職の方がいない。正直、後輩も含めて不安に思っているところもあると思うので、そういった働きかたができるロールモデルになれたらと思います。そのためにはひとつ、手に職ではないのですが、これに関しては“この人に聞いたら間違いない”という知識が欲しいですね。
松尾
そうですね。信越化学には復帰後の時短勤務制度があって、こどもが小学校を卒業するまで活用できます。今の仕事に魅力を感じているので、時短中であってもどんどん掘り下げていきたいと思いますし、その頑張りが、将来の自分の糧になると思っているので。
髙田
私は以前、製品開発を担当していたとき、お客様に「いいもの作ってくれてありがとう」と感謝されたことがあります。やはり最終的には人の役に立つような仕事をしたいという思いがあります。今は私の割り当てられた仕事に対して全力で向き合い、お客様の満足を通じて、社会に貢献できればと思っています。
松尾
最後に信越化学の魅力について、率直に感じていることを発表しあいませんか。
簗瀬
フレックス制度があるので、比較的プライベートも優先しながら働きやすい環境にあると思っています。私の趣味はスポーツ。今は県リーグに登録するチームでフットサルをやっています。ライフワークバランスが成立している点にも魅力を感じています。
菊地
日常的な仕事のやりやすさを実感しています。職場内はもちろん、他部署の方ともやりとりがしやすい環境にあります。開発も製造部も品質保証部門も同じ工場に集まっているので、打ち合わせもしやすいし、設備も見にいくことができるので、仕事が進めやすいです。先輩社員は誰もが忙しそうですが、優しく教えてくれる。助けを求めやすい風通しの良い環境にあるのが魅力です。
髙田
有給はとりやすいですよね。ちょっとした旅行にもでやすいと思いますよ。最近は年齢の近い人が増えているので、ものすごく話しやすく相談しやすい環境にあります。女性研究職がもっと増えたらいいですよね。
松尾
まじめで面倒見の良い方がたくさんいらっしゃる会社です。少数精鋭ということで、各部署の人数は少ないのですが、その分、コンパクトで相談がしやすい。困ったことがあったら助けを求めやすい環境にあります。私は子育てと平行して仕事をしているので、急に休みをとらなければならない時もありますが、そんな時も周りの方がフォローしてくれます。本当に温かい職場だと思います。女性が活躍しやすい環境にあることは間違いないので、学生のみなさんもまずは興味をもっていただき、ぜひ、話を聞きにきてみて下さい。