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直江津工場爆発火災事故 現状について

2007.04.19

直江津工場爆発火災事故 現状について

3月20日に直江津工場で発生した爆発火災事故から一ヶ月が経過しました。
事故発生以来、関係の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますこと、
改めまして深くお詫び申し上げます。
本事故の経過および現状につきまして報告させていただくため、本日19日、同工場にて記者会見を行いました。会見でご説明した内容につきまして、以下の通りご報告申し上げます。

  1. 爆発火災事故発生場所:
    所在地:新潟県上越市頚城区西福島28-1
         弊社直江津工場のセルロース誘導体製造部門(MC-Ⅱ工場)
    (直江津工場の全体図、MC-Ⅱ工場の見取り図につきましては、別紙1、2をご参照ください。)

  2. 発生時間:2007年3月20日16時25分 爆発、火災発生
    鎮火時間:2007年3月20日23時11分

  3. 負傷者の状況:
    爆発事故で負傷され病院に搬送された方は計17名。
    うち11名の方はすでに退院され、現在6名の方が入院加療中です。

  4. 近隣の皆様の被害状況:
    近隣地域の22軒で窓ガラスや扉等が破損するなどの被害が生じました。また、1名の方がお怪我をされました。弊社としましては、被害に遭われた方々とそれぞれ誠意を持って対応させていただいております。

  5. 設備使用に関する命令
    3月20日:
    新潟県知事(高圧ガス保安法第39条)により、セルロース誘導体製造設備(MC-Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ)の使用停止命令。及び同日上越地域消防事務組合(消防法第12条の3、10条の4)より、全工場の危険物施設の使用停止命令発令。

    3月24日:
    セルロース誘導体関連設備以外の設備の使用停止命令が解除(危険物施設関係)。それぞれ安全確認を行い、地元の皆様のご理解もいただき、3月25日より逐次操業を再開。
      
    4月19日(現在) :
    高圧ガス保安法及び消防法によるセルロース誘導体関連設備の使用停止命令継続中。
    警察、消防、労働基準監督署から爆発現場であるMC-Ⅱ工場の現場保全命令が発令中。

  6. 発生原因:
    当社は3月23日に事故原因究明・安全対策委員会を対策本部内に設置し、事故原因の調査と安全対策の見直しを進めております。当局による事故原因の特定はまだなされておりませんが、外部の専門家を含む3回の審議を経て当社としては爆発は粉塵によるものとの推定に至っております。

  7. 安全対策:
    粉塵爆発の対策として以下を実施します。

    (1) 窒素置換
    容器や配管等の内部に窒素を注入し、燃焼の三要素のうちの酸素の濃度を下げ燃焼が起こらない様にいたします。

    (2) 静電気除去対策
    着火源と推定される静電気の対策として、設備の静電気除去を検知器で再確認すること、粉体取扱い場所の床に帯電防止塗料を使用すること、帯電防止服の見直しや人体に滞留した静電気を除去する除電棒の設置を行います。

    (3) 粉塵堆積の防止
    粉塵爆発の大きな要因の一つである建屋内の粉塵の堆積を防止するため、粉塵の発生を抑えるように各機器の密閉化を行い、更に日々清掃を実施します。

  8. メチルセルロース生産再開の目処:
    MC-Ⅱ工場については操業再開の目途は立っていません。それ以外のL-HPC工場、HP工場、MC-Ⅲ工場、MC-Ⅳ工場については、上記の安全対策につき監督官庁のご許可、地元近隣住民の皆様のご理解を得た上で、早期の操業再開に向け準備しており、需要家の皆様に決してご迷惑をお掛けしないよう関係者一丸となり努力しております。

  9. 近隣住民の皆様の安全確保に向けた対応:
    近隣住民の皆様への連絡体制を強化し、工場に不測の問題が発生した際に、皆様に早期に連絡が行き届くよう徹底いたします。
    また、近隣住民の皆様にご要望を伺って行く中で、皆様の安全確保に向けた取り組みを積極的にご提案して行きたいと考えております。

 

 

以上