信越グループは、ICの基板になるシリコンウェハーの世界のリーディングカンパニーとして大口径化、ハイフラットネスの最先端を走り続けてきました。次世代の300mmウェハーやSOIウェハーの製品化にもいち早く成功し、高品質の製品を安定して供給しています。
信越グループは、日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパにシリコンウェハー生産拠点を持ち、その総生産量は世界最大です。
国際展開について
昔「火打ち石」、いまメインメモリの素。

昔は火打ち石に使われていた「けい石」。そこにたくさん含まれているケイ素を取り出して、作られるのが金属ケイ素。金属ケイ素から、99.999999999%という高純度のケイ素の塊、多結晶シリコンが作られます。信越化学では、この多結晶シリコンを原料に、結晶成長技術を駆使して一定の原子配列を持った直径約30センチ(12インチ)、長さ約1mという大きなシリコンの結晶(単結晶)を作ることができます。この単結晶の塊(インゴット)を、薄くスライスして作られるのがシリコンウェハーです。
■特徴
クォーターミクロン(4千分の1mm単位)の精度へ。
導体と絶縁体の中間にある「半導体」の性質を利用して、数千万にのぼる回路素子を1辺数ミリのチップ上に組み込んだものが集積回路。パソコンのメインメモリなどに、いまや欠かせない存在です。その集積回路の載っている基板がシリコンウェハー。回路素子の集積度が高まるにつれ、回路を描く線の太さは1μmの4分の1という細さになり、わずか0.1μm(1万分の1mm)のホコリさえ付着させない清浄さが求められています。また、回路を正確に表現するため、表面の平坦さへの要求も高度なレベルになっています。これに応え、信越グループが送り出すシリコンウェハーは、1万平方メートルの野球場大に拡大しても、その高低差はわずか0.2mm以下という平坦さです。
■製品紹介
300mmシリコンウェハー
300mmウェハーの本格的な量産化時代を迎え、シリコンウェハーに対するお客様の要求は、ますます厳しくなっています。信越半導体では、世界に先駆けて300mmシリコンウェハーの量産を開始し、市場への安定供給体制を確立しました。今後もお客様のより高度な要求にお応えするため、品質向上へのたゆまぬ努力と挑戦を続けていきます。
<特徴>
●2001年2月に量産を開始して以来、市場の拡大に
応えています。
●デザインルール0.13μm以下の最先端デバイスに対応します。
●お客様の高度な要求に応えるため、さまざまな製品をラインアップしています。
<用途>
●メモリーデバイス用基板、マイクロプロセッサーデバイス用基板など
<資料>(PDF)
300mmシリコンウエハー
IG-NANAウェハー
高温プロセスから低温プロセスまで幅広いデバイス工程に対応し、高機能と低コストを両立したウェハーです。
<特徴>
●BMDを均一かつ高密度に生成でき、ゲッター効果を
促進できます。
●表層は、無欠陥層を形成することができます。
●微細化などの最先端デバイスに対応します。
●300mmウェハーへの展開が可能です。
<用途>
●メモリーデバイス用基板、ロジックデバイス用基板など
<資料>(PDF)
IG-NANAシリコンウエハー
SOIウェハー
Si活性層直下に絶縁酸化膜のある理想的な構造のウェハーです。高速L S I、低消費電力L S I、センサー、パワーデバイスおよびM E M S など、最先端デバイス用材料として適しています。
<特徴>
●SOI層の膜厚均一性に優れています。
●ポリッシュド・ウェハーと同等のSOI層結晶品質を実現。
●熱酸化膜と同質の埋め込み酸化膜を実現。
●量産安定性に優れています。
<ラインアップ>
●SOI層の厚さおよび抵抗率の指定ができます。
●ベースおよびボンドウェハーの選択ができます。
●埋め込み酸化膜厚の指定ができます。
<用途>
●高速、低消費電力、低電圧動作のLSI用基板
●システム(System-On-Chip)LSI用基板
●高温環境下に強いLSI用基板
●放射線により強いLSI用基板
<資料>(PDF)
SOIウエハー
■最新のニュース
信越化学工業(株) 300mmウエハー生産能力早期大幅増強を決定
信越半導体 2004年末までに300mmシリコンウェハー生産能力を30万枚/月へ増強
■お問い合わせ先
信越化学工業株式会社 半導体事業部
電話:03-3246-5211
FAX:03-3246-5335