芝地の大敵ドライスポット防止剤 「ミドリッチ」を新発売 (1998.3.17)
信越化学工業株式会社(本社:東京、社長:金川千尋)は、芝地に発生するドライスポット(撥水性土壌)の予防および治療剤「ミドリッチ(商品名)」の開発に成功し4月から販売を開始する。ドライスポットの予防および治療に有効で、環境にやさしい土壌改良剤はないか、というマーケットニーズに対応すべく研究開発を行ない、この度、日本で初めて国産化に成功した。ゴルフ場のグリーンやフェアーウエイ、および公園や遊技場、アスレチックフィールドなどの芝地全般の土壌改良(浸透性、透水性、排水性、通気性、保水性改善。乾燥害、ドライスポットの予防P)に使用する。
芝地の大敵ドライスポットの発生が増加傾向で、ほとんどの処理方法が既存の界面活性剤を主成分とした浸透剤で、効果不足や薬害で、繰り返し使用すると逆に芝地の状態が悪化するとの声が有った。もっと有効で環境にやさしい土壌改良剤はないかというゴルフ場経営者、グリーンキーパー等の要望に対応すべく研究開発を行ない、平成7年からフィールドテストを開始。平成9年から試験販売を180のゴルフコースに拡大し、ドライスポット防止剤・処理剤および団粒化促進剤として好評を得て、4月から国産初の土壌改良剤として本格発売する。
「ミドリッチ」は、その湿潤剤と保水剤が土壌粒子表面に処理膜を形成しながら土壌を団粒化し、土壌の物理性(浸透性、透水性、排水性、通気性、保水性)を改善する。そして、水の浸透性・保水性を改善し、撥水性土壌の改良ができ、土壌微粒子の移動、流亡を抑えるため、保水性、排水性、通気性を改善する。その上、その効果が長く持続でき経済的。
全ての発芽した芝生に使用でき、全ての芝地に対して薬害はなく、人体、環境にやさしい土壌改良剤。ベントグリーン全面の団粒化促進(浸透性、透水性、排水性、通気性、保水性)の場合、年4回の散布が理想的。良好な芝地状態では3〜4月及び7月上旬の2回の散布で良い。試験事例から見てその効果は約1ヵ月〜6ヵ月と長期間持続する。
「ミドリッチ」は、乳白色粘調性液。「ミドリッチ300」は5リットル入り4本の1ケースで希望小売価格30,000円、200〜500倍の水で希釈して散布する。「ミドリッチN−07」は1リットル入り6本の1ケースで希望小売価格36,000円、1,000〜2,000倍の水で希釈して散布する。信越化学工業株式会社では、環境にやさしい画期的な土壌改良剤としてアメリカ、イギリスなどのゴルフコースでも試験中で、日本では初年度1億円の売上げを目指す。
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